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生きてえのだ

花と虫と海、それとさんぽが好き。



目次  

弁天橋を渡れ

橋の中ほどまで歩いた
 
みながみな
昼めしをか食らう砂浜
──経過観察
 
そこには食性や習慣
受容と共感のしくみがあるはずだ
足音には用心深く耳を澄ます
こちらに気づく者もあるのだ
 
大きな声怒鳴た声
爆竹と花火が突如として
激しい頭痛を引き起こす
欄干に身を隠すところはなく
ただただ強ばり立ち尽くす
可愛くないな
悔しくないのか
まくし立てるのはいつだて身内だ
うつむいた一点を見つめる
瞬間つかまれた肩を振りほどく
噛みつく
ひら手を食らて血を吐く
だまれ野次馬、
お天道様も
ぽを向いた日
 
嵐が過ぎるのを待て
何事もなかたように振る舞え

 

 
もと来た道をたどる
生まれてこの方
なんど橋を渡ろうとしたか
富士の息吹がきれいだ
君もそうは思わないか?
わたしはふたたび橋の中ほどまで歩いた

MSKA2454


Anna Maria Jopek- I Burn for you

© 2016 生きてえのだ

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