生きてえのだ

花と虫と海、それとさんぽが好き。



目次  

お酒をやめて五年経った話

たばこをやめて一年半

おさけをやめて五年

を迎えることができました。

 

 それが何、という人すみません。しかし当人としてはそれなりの感慨がありますので、少しだけ書かせてください。

 

 おさけに関しては一度、五年目前で破ってしまいました。当時は講演や教会でのメッセージなどの依頼もあり、もう大丈夫だろうという奢りが出たのだと思います。そのため、自分の姿を通して他の方たちへの偏見が生まれてはならないと思い始め、いつも強くあらねばという強迫観念にとらわれてしまったのでした。とある席で珍しい酒の試飲が始まり、私もしれっと加わっていました。恐ろしいことに本人としては全く無意識のことで、口をつけるまで気がつきませんでした。

 

 再スタートしてからは、だから、自分はどんな状況でも飲むのだと思って物理的に距離をとることを徹底しました。

①売り場に近づかない

②夜出歩かない

③遅い時間の電車に乗らない

④外食しない

⑤料理酒、みりんを使ったものは食べない

⑥冠婚葬祭は出ない

⑦シンナーなどの刺激臭に近づかない

⑧職場の上司にはきちんと話す

 

などでしょうか。⑤は調理過程でアルコールをとばしたものも口にしません。ノンアルビールも飲みません。⑥は親兄弟のものも欠席しました。⑧は大切にしていて、同僚などには「アルコールのアレルギーでドクターストップ」と言えば今時はじゅうぶん説明になりました。

 

 こうした生活は当然、人間関係を一変させました。でもそれは今の自分には必要なくなった人、必要とされなくなった人なのだと割り切っています。私の人生に責任を持てるのは自分だけです。

 

 ただこの五年、あれダメこれダメばかりではありません。これは意識的にですが、おさけとたばこの代わりに始めたこともあります。それが紅茶、自転車、ウォーキングです。自転車とウォーキングはもともと脚のリハビリで始めたものです。自分の中でのギブアンドテイクでしょうか。

 

 食べる物に気を使えるようになり、杖を持たずに移動できるようになる。いま信じられないくらいまともな生活です。それでも生活の課題は山積みなのですが、でもこれは「課題」です。工夫と根気と、少し手を貸してほしいと言えたならクリアできることも多いと思うのです。私は選択肢を失ったのではないと思えるようになりました。むしろその分、自分の生き方を見つけやすくなったのだと信じます。

 やっぱり、死んで喜ばれる人にはなりたくないのです。

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